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庶民が乗馬を趣味にするブログ

【備忘録】ややロデオからのやや爆走(競走馬から乗馬へ)

翌日、またティタンに乗ることになりました。

前日は下記エントリの通り、右回りで左手前の駈歩が出てしまっているところをきちんと右手前の駈歩を出すように誘導する練習をしました。

駈歩が出るとテンションがやや上がり気味になるという状態でしたが、落ち着いて出せるときもあったので繰り返し練習をしていけば、そのうちテンションも上がらなくなってくるだろうと割と前向きに考えていました。

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予想外!もっと上がるテンション…。

ところが、右駈歩を出そうとすると、前日以上にテンションが上がる事態に。左手前は常歩、速歩、駈歩とどれも落ち着いて出すことができたし、右手前だって常歩、速歩まではとっても落ち着いていました。

ですが、右駈歩を出そうとした瞬間にややロデオからのやや爆走…!素人の感覚ではありますが、明らかに右駈歩への誘導に反発したものだと感じました。ティタンはまだ1年生、もしかすると私の前日の練習で「右駈歩なんてもう嫌だ―!!!!」という気持ちにさせてしまったのかもしれません…。今後の練習のペースについては先生と要相談です。

以前の『物見』の経験が役に立った

ちなみにですが、今回のワチャワチャで落馬せずに済んだのは、以前の物見の経験が活きたなと思っています。

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前回の物見の経験でなんとなくこの子の跳ね方の癖みたいなものがわかっていたので「今回も大丈夫。落ちない!」とややロデオ状態のときにも思えたし、走り出してしまってからも、前もラチとかほかの人馬とかは避ける感じがあったので、「ぶつからない。体を起こしてたらいつかは止まる!」と思えました。もちろん前回大丈夫だったから今回も大丈夫という保証は全くないんですが(笑)、前回の経験から落ち着いていられたというのはよかったです。

もちろんドキドキはしたけれど、実際のところ馬場を1周半したくらいのところで止まりました。(しかし、私が思っていた以上に体を起こした方がよかったらしい、そこは反省)。

ただ、こんなこと言ってますが、時間が空いて次乗るときはしっかり怖くなるタイプなので、その辺も大丈夫な強心臓が欲しいです…。

先生の調教と、すばやく察知する力

馬から降りた後は先生に乗り替わってもらい、それを見学しました。その様子を見ていて、私は今回馬を走らせてしまったけれど、本当は爆走させず馬がちょっとワチャっとなった時点で(ややロデオまで行かせずに)止めなければならなかったんだなと思いました。

すぐに馬を止めるにあたり、フィジカル的な話とか体幹の使い方とかそういうことも勿論あるんだろうけれど、とにかく私は全般的に反応が遅いんだな…というのをすごく思いました。

これは馬場の外でもそうで。上手なベテランライダーさんたちは、洗い場とかそういうところでも馬が何か変な動きをしたときに察知するのがめちゃくちゃ早いなと思います。すばやく察知し反応する力というのは、一体どうやったら鍛えられるのだろうか。

レッスンの後はいつものおだやかなティタンでした

◆◆◆

これ以降はちょっとネガティブだったり、小恥ずかしかったりするので有料にしています。価値があるから有料なのではなく、恥ずかしさからの有料ですので、悪しからず…。(ほぼほぼ、無料部分で日記は終わりです!読まなくてもなんら支障ないです。500文字くらいしかありません。

 

「競走馬から乗馬へ」の過程に関わるということ

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【備忘録】調馬索のちからを借りる(競走馬から乗馬へ)

先週末(2/17~18)は土日とも乗馬に行って、1鞍ずつ乗ったのですが、相棒はどちらもティタンでした。何度も書いていますが、ティタンは乗馬1年生。現在は右手前の駈歩の練習中(普段は反対駈歩が出ちゃう)です。今日はまず土曜日の分の備忘録を…。

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調馬索の力を借りる…。

前回、右手前の駈歩を一応自力で出せたのですが、今回はまたまた大苦戦。

反対駈歩が出そうになったらすぐ止めて、やり直すを繰り返します。その際に乗り手は馬の左足が出づらい…というか右足が出しやすい形を作って誘導してあげます。馬が「右出そうかな~、どうしようかな」と悩んでいるような感じのところまではいけた(先生談)んですが、ちょっと時間がかかりすぎてしまいました。

これ以上やると馬もイライラしてきちゃうし…(なにせまだ1年生)ということで、無念ではありましたが調馬索の力を借りました。駈歩発進のときにちょっと勢いつきすぎではあるけれど、調馬索にすると数分で右手前の駈歩が出ます…。なぜだ…。

調馬索がない場合は、それまで常歩で右手前の体勢になっていたとしても発進の合図をすると左手前の体勢に切り替えようとするティタン。調馬索を使うと何かの力?が働いて、駈歩発進のタイミングも右手前の体勢をキープできるので右手前がちゃんと出るのでは?と考えているのですがどうでしょうか。

ちなみに調馬索で2回駈歩発進したのですが、1回目あまりにすぐ成功したので、右手前が出たことに気づかず馬を止めてしまい、先生が「ん?出てたよ」と言われ「気づけませんでした…」と言ったら「え、うそでしょ?笑」と言われました。(なんかずっと繰り返してるとどっちが正しい手前かわからなくなってくるんですよ…。)

調馬索なしでリトライ!

調馬索を外したあとは、自力での右駈歩にリトライ。すぐに右手前で発進できたけれど、あとで動画を見返したら後ろ足は両足そろえてウサギちゃんみたいになってしまっていました。そしてなかなか勢いのある発進。まだまだ人間目線で違和感のない右駈歩には時間がかかりそうです。

下の動画は今日書いた一連の流れをダイジェストにしたものです。へたくそを垂れ流してすいませんが、せっかくなので貼っておきます。(これも批判が来たらそっと消します笑)

 

 

 
 
 
 
 
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【備忘録】拍車の位置を直したら

平日、朝イチのレッスン

2月15日(木)は平日だったけれど、この週は業務量が少ないことがわかっていた(その分、前週は割と地獄だったが笑)ので、朝9時のレッスンを予約。その後に自宅で仕事というスケジュールにしました。

2017年の引っ越しで、乗馬クラブに行きやすいところに引っ越していたのと、昨年フリーランスになったのとが合わさって、こういう柔軟なスケジュールが組みやすくなってうれしいです。クラブの最寄り駅の中に完全個室でMTGも可能なワーキングスペースもあるので、ごくまれにそこを利用したりもします。

拍車が効かない?

相棒はソテちゃん。結構ノソノソしてしまって、圧迫脚であまりうまく動かせなかったため拍車を使ってみたのですが効果がなく。「あれ?前は効いたんだけどな」と思っていると先生から「ストップ」がかかりました。

先生が馬場に入ってきて拍車の位置を調整してくれました。オーダーした新しいブーツが出来上がるまで、昔使っていたチャップスを使っているのですが、元々ややサイズが大きめな上にゴムが伸びてしまっていて、チャップスも拍車もずるずると下がりやすく、拍車が全然当たらない位置になってしまっていたみたいです。

 

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拍車の位置を通常の位置に直したら、お腹に当てなくてもソテちゃんが少しピリッとしてしゃきしゃき動くようになりました。(ただ、先生が近寄ってきたことでピリッとした可能性も捨てきれませんが)

 

シャキっとした後はいい感じの駈歩も出ました!

拍車をつけるかつけないか

たまに「拍車ってつけてますか?」と聞かれることがあるのですが、私は馬によってつけたりつけなかったりしています。拍車も1センチの短いものと2センチの一般的な長さのものを2つ持っていて、初めましての馬の時は拍車なしで乗って、ムチ嫌がるタイプだったり、ムチがへっちゃらタイプだったりしたら拍車つけるか検討しています。最近だとソテちゃんのときは普通の2センチの拍車をしていますが、ティタンのときは何もつけていません。

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次、ソテちゃんに乗るときには拍車の位置をしっかりチェックして乗って、またレポートできたらと思います。(拍車に反応したのか、先生に反応したのかはっきりするかも?です)

 

おしまい。

 

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【おまけ】2024年ホースメッセで買ったものなど

今年のホースメッセは2月10日~12日の3日間、昨年秋にリニューアルオープンされた用賀の馬事公苑で行われました。これまでは横浜の赤レンガ倉庫で行われていたのですが、馬事公苑の方が実馬がたくさん来られる(=本物の馬を見ながらの講座が多く実施できる)し、さっそく新しくなった馬事公苑が活用されたこともよかったなと思います。

まあ、何より我が家から赤レンガ倉庫って結構行くのが面倒(乗り換え多め)なので、個人的にはこのまま馬事公苑で続けてほしいですね(笑)。

この3連休は仕事もプライベートもいろいろ忙しく、確実に行けるかどうかわからなかったのと、私は座学があまり得意ではないので今回は講座などは受けなかったのですが、最終日の午後に時間ができたので少しお買い物でもできたらいいなと思って行くことに。

ちょうど前々職の先輩が昨年末から乗馬をはじめ、チャップスとショートブーツが欲しいということで一緒にまわることになりました。

 

今回ホースメッセで私が買ったのは下記の書籍2点。

人と共に生きる日本の馬 新装改訂版(高草操)

日本の騎馬像(山口洋史)

日本の騎馬像(山口洋史)

どちらも馬の記事を書いたりするときの参考資料として購入しました。

1冊目の「人と共に生きる日本の馬」は、ちょうど今、個人的に調べている「ウシウマ」について記載があって手に取ることにしました。著者の高草操さんはフリーカメラマンでたくさんの馬にまつわる取材をされています。こういう方の行動力を見ると自分の中途半端さが身につまされますね…。

2冊目の「日本の騎馬像」は自費出版の本だそうで。「これください」と言ったら、店頭に立たれていたスタッフの方に「え!(買うんですか)」と驚かれてしまいました。(どうやら騎馬像の本を買うようなタイプには見えなかった模様です)。例えば歴史上の人物と馬のことを調べるときには、銅像なんかもチェックするわけですが馬の銅像だけまとめた本なんてなかなか売ってないので、私にとってはとてもありがたい一冊です。ちなみに一番にチェックしたのは秋山好古のページです。

昨年の秋に個人事業主になったばかりで、お金をできるだけ節約したい気持ちがあり、さらに来月オーダーブーツの支払いもあるので、ホースメッセで買ったのはこの2点だけ。あとお昼に富士宮オム焼きそば、おやつにクレープを食べました。(クレープに並んでいる時間が一番長かった。1時間かかった)。

 

 

結局ホースメッセの会場だと、あまりチャップスとかショートブーツは売っていなくて、先輩を帰りがけにカバロにご案内。セール中だったのと、ちょうど型落ちになった本革のチャップス、ショートブーツがあってすごく安く買えたのでよかったなと思います。黒のサイズが残っていなくて、茶色を購入されたのですが先輩にとても似合っていました。

ついでに私は拍車ベルトを買いました。ピンクがかわいすぎて衝動買いって感じだったのですが、レジにいくまでに「ピンクを使うのは勇気がいるかもしれない…」と思いはじめ、結局黒も買ってしまったよ。

 

 

おしまい。

【おまけ】鞍の手入れアイテムを変えてみた

今まで鞍のケアはスプレータイプを使っていて、とても気に入っていたのですが、私がそこまでマメに鞍の手入れをするタイプではないのと、ここ最近は週1鞍しか乗っていなかったため、なかなか使いきれずロッカー内で液漏れしてしまいまして。

そんなわけで、今回はサドルソープとクリームを買ってみました。ただスプレーじゃない商品はカビも生えやすいので、できるだけ小さいやつ(使いきれそうなやつ)を探しました。

買ったのはこちらの2つ。サドルソープは手のひらサイズの小さいやつを見つけたのですがクリームはなかなか見つからず...結局大きなタイプになりました。サドルソープの方は蓋を開けたらなんだかかぼちゃプリンみたいで美味しそう。

(左)CARR&DAY&MARTIN ベルボア レザーバルサム インテンシブコンディショナー(右)MMOWBRAY サドルソープ

(左)CARR&DAY&MARTIN ベルボア レザーバルサインテンシブコンディショナー(右)MMOWBRAY サドルソープ

プリンみたいに見えるけど、かなりかたい!

クリームも結構かため。スポンジ付いててうれしい。

 

届いた翌日が乗馬だったので、さっそくお手入れしてみました。やはりスプレーよりは手間がかかるなって感じですが、「馬具を大切にしてるわたし!」感を演出できます笑。(いや、今までだって大事にはしていたんですよ。ただ、今まではオールインワン的な商品しか使っていなかったので、それと比べると)

手入れしながら自分で写真を撮るのが難しく、作業中の写真がないのですが、まずは水を少し含んだスポンジでサドルソープを泡立てて、鞍の汚れを落としていきます。汚れを含んだ泡をふき取ってからクリームの方を塗っていきました。(サドルソープはかなり固めです。手洗いの固形石鹸のようなかたさ)

下の写真が手入れ完了後。暗い時間にライト(街頭みたいなやつ)の下で撮ったので、めっちゃテカテカして見えますが、実際はそんなテカテカしてません。

 

梅雨時とか、ケア用品にカビがはえないようにするにはどうしたらいいのだろう。いい方法があればぜひ教えてください。

 

おしまい

【備忘録】馬ではなく人間のテンションが上がりすぎた日

乗馬にかけられる予算の都合上、だいたい土日のどちらかに乗馬をすることが多いのですが、先週末は土日両方とも乗馬に行きました。

予約の曜日を間違えていた

本当は、先週末も土曜日にだけ予約を入れていたつもりでクラブに行ったのですが、どうやらグーグルカレンダーに登録するときに曜日を間違えたようで。ついた途端に

「やりさん、予約入ってないよ。明日だよ(笑)」

とみんなに言われました(笑)。

乗れなかったとしても、ほかの人のレッスン見るのも勉強になるし、手入れの頭数が多い人*1のお手伝いしたりするのも楽しいので、来たことがムダだとはまったく思わないんですが、ソテちゃんの稼働が空いているということで、当日予約の形でレッスンを受けられることになりました。

あれ?また重くなった?

ソテちゃんといえば、前回「重いと思ってだけど、ちゃんと脚使うようになったら全然軽かった!」的なことを書いたばかりの馬です。ちなみに、ティタンが乗馬1年生なら、ソテちゃんは2年生という感じ。

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でも、この日、また脚の効きが悪くなったような気がして。あれ?また重くなっちゃった?こないだスイスイ動いたのはまぐれだった?と混乱してしまいました。そうしたら先生から「もっと太腿使って」的なことを言われました。

自分では最近はしっかり太腿も使えていて、それが定着してきたような気でいたんですが、ぜんぜん定着してませんでした。もっと股関節から内旋して使わないとダメだった。(やっぱり、体に染みつくのには相当な時間がかかりそうです)

前回ソテちゃんに乗った後はティタンに乗ることが続いていて、ティタンはちょっとふくらはぎがあたるだけでスイスイ動く系ホースなので、ソテに乗るときほど脚の使い方を意識していなかったのかもしれません。そのままの感覚でソテに乗ったのが原因だと思います。というか、そもそもどの馬に乗る時も同じくらい気を付けていないとダメなんですよね…。反省です。

先生に指摘されて、脚の使い方を再度見直してからは徐々に動きがよくなって、ちょっと時間はかかってしまったけど、最後は駈歩もできました。

予想外の晴れでマンツーマンレッスン

翌日の日曜日も、間違えて入れた予約の時間にレッスンを受けることにしました。相棒は前日に引き続きソテさん。

10時に予約を入れていたのですが、9時半の時点で雪が降っていたので、他の方は全員キャンセル。私は11時に予約をずらしてクラブハウスで待機していました。

ですが、まさかの9:45に雪も雨も完全に上がりまして。確認したところ、もともとの10時に戻してもOKとのことだったので、マンツーマンレッスンを受けることができました。ラッキー!

外方の手綱をしっかり持って

昨日の今日、という感じだったので脚については自分で気を付けることができたのですが、「外方の手綱をもっとしっかり持って」と何度も注意されました。

自分ではしっかり持っているつもりだったのですが、加減わからず…。先生に一緒に手綱を持ってもらうと、今まで私が「しっかり持っている」と思っていた状態は、全然しっかり持てていなかった…!!!ことがわかった!

ソテちゃんはグイグイつっぱってく系ホースなので、とくにしっかり外方をキープしないとダメでした。しかし、これがもう本当にしんどい。人間の背筋もろもろがやられます(実際、三日たった今も筋肉痛)。

でもそれを頑張って、時々内方の手綱も効かせてってやっていったら、少しずつ馬の頭の位置が変わってきました。(屈撓には遠く及ばずですが、ほんの少し光が見えたといいますか…!)

馬ではなく、人間のテンションが上がってしまう

レッスン後半は、どんどんソテさんの動きがよくなってきて、マンツーマンで馬場も広く使えたりして、楽しくなりすぎてしまいまして。

とくに駈歩は、本当に爽快な気分で終えたのですが、だんだん馬ではなく私のテンションがあがってしまい(ほんとによくない!)、姿勢とか肘の感じとか、鐙ちゃんと踏むとか、その辺が全部どこかにいってしまい、めちゃめちゃ鞍上で動いてしまってました…。乗っているときは全然気づかず、あとから動画を見返してうわぁぁあ!となった次第です。(下のインスタがその動画ですが、批判きたらさっと消します・苦笑)

ちなみにこちら↓数年前に同じくハイテンションになっている私の駈歩です。鞍上で今回とほぼ同じ動きしてますね…。言ってることもほぼ同じで成長が見えない…。

 

おしまい!!!

 

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*1:基本的に自分が乗った馬を手入れするので、2頭乗った人は2頭手入れをする

【備忘録】ティタンと念願の右駈歩!(競走馬から乗馬へ)

今日明日(土日)は忙しく、レッスンに行けそうになかったので、昨日乗馬クラブに行ってきました。平日にクラブに行くのはほんとうに久しぶり。知ってる会員さんが少ないので、ちょっと緊張しながら向かいました…!

 4名のグループレッスン

グループレッスンと言っても、私のクラスは各個乗り。昨日は4名と人も多めでした。さらに風がかなり強くて、馬場の奥にある林の木が揺れてザワザワいっており...林のそばを通る時に、ティタンが明らかにぴりぴりしているのがわかったので、「こりゃ物見の可能性もありそう。ほかの人の迷惑になるといけないし、今日は課題の右駈歩やらないでおこうかな....(半分言い訳)」とちょっと控えめに乗っていました。

「一昨日、3人目の成功者が出ましたよ(笑)」

そんな私の心中を察してか、行動を見兼ねてか。レッスンの中盤になると、先生から「ティタンの右駈歩、一昨日3人目の成功者*1が出ましたよ」と笑顔で煽られました(笑)。そんなこと言われたら頑張らないわけにいかないじゃないか…!とういうことで、やっぱり右駈歩にトライすることに!

① 一度馬をまっすぐに(フラットに)する
② 馬に内方姿勢を取らせてキープ!
③ 自分が内側に落ちない!

...に気を付けながら乗っていきました。私の悪い癖で、体が内側に傾いてしまうところがあるので③はかなり大げさに、左側に乗るくらいの気持ちで。何度かトライするうちに、あとちょっとで右が出そうだなという雰囲気になってきたのですが、どうしても左駈歩が出てしまいます。

居残りレッスン

レッスンの終了時間になり、「はい、手綱伸ばして~」とクールダウンの掛け声がありましたが「やりさんは、そのまま続けてください」とのこと。せっかくチャンス(居残り)をもらえたし、良いところまで来ている感じがしたので、ここで右駈歩をどうにか出したいところです。

そのまま何度か続けると、パーン!と馬がはじける感じがしました。一瞬、頭を振りながら尻っ跳ねしたかと思いましたが、瞬時に先生が

 

「(右手前)出た!!!!!!」

 

と言ってくれたので、そのまま乗り続けることができました。(先生がすぐに言ってくれなかったら止めてしまっていたかも...。)

ちょっとスピードが出過ぎている気はしましたが、気持ちのよい駈歩。ただ内側(右側)に落ちないように!の気持ちが強すぎて、右の鐙をちゃんと踏めていない状態で駈歩発進してしまい、最後は鐙が外れてバランスを崩すかたちに…。前につんのめり、馬に抱きつく形でなんとも不格好な停止になってしまいました。しかしまぁ、成功は成功!ということで!先生もそばに来てティタン、たくさん褒めてもらいました!よかったね!

後から先生に聞いたところ、一歩目は前肢が右手前、後肢が左手前になっていたようで、馬が自分で後肢のみ踏歩変換したそうです。そのタイミングで頭も振ったので、乗り手(私)はバタついたように感じたみたい。でも、このまま練習していけば、そのうち普通に右手前で走れるようになるだろうとのことでした。また「そうじゃないと、経路できないし」とも。

ジャンゴがいなくなってから、いろんな人に「もし経路やるとして、やりさんは誰(馬)とやるんだろうね」と言われていたのですが、タイミングによってはティタンもあり得るのでしょうか…?!(期待と不安)

最後の最後でまさかの物見

はじめは林の方を見てソワソワしていたティタンでしたが、右駈歩が出るころには全然気にしなくなっていたので、「克服できたかな?」と思っていました。しかしレッスン後の引き馬で、林が目に入っちゃったティタン。

 

「ひひーん!!!!!」

 

と鳴きながら、後ずさり…。そして立ち上がりそうな素振り…。前回の物見(下記参照)は自分でなんとか対応できたのですが、今回はちょっと難しく先生に変わってもらいました。うう…。

【備忘録】2024年の乗馬始動からお騒がせ…。 -BALOG 3.0 -

最後の最後はこんな感じで終わってしまいましたが、平日に仕事の合間を縫ってレッスンに行けて本当によかったなと思います。次回また出せる気はあんまりしないのですが(苦笑)、頑張ります!

 

 

 

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*1:プロの方は除く