2024年始は1月4日.6日.7日と乗馬に行くことができました。4日と6日はティタンに乗って、7日はビネガー。今回はティタンについての備忘録です。(ビネちゃんについては記事を分ける予定)
2024年の初乗りはティタン
今年一発目のレッスンはInstagramの方ではおなじみになっているティタンでした。しかし、あんまり調子は良くなかった。馬じゃなくて私が。
年末に脚の使い方を結構しっかり見直したのですが、ティタンに関しては、修正前からとても軽い馬で、見直し後はさらにさらに軽く動くようになりました。その軽さに私がひよってしまい、新年一発目は駈歩がしっかり出せませんでした...。多分、大元の原因は下記のぶっ飛びを体験しちゃったからだと思います。
鞭、持ち去り事件
初乗りの翌々日。配馬がまたティタンだったので、「よし!リベンジだ!」と気合を入れて臨みました。そんなわけで馬場にも1番に着いたのですが、後からきた会員Tさんが先生とこんな話をしていました。
Tさん「鞭がなくなっちゃって。。」
先生「え、どんな鞭?」
Tさん「ちょうど、やりさんが持ってるみたいな鞭です」
ここで、先生がピンときました。
先生「やりさん、その鞭…」
そう言われて自分の手元を見てみると、私が持っていたのはTさんの鞭でした…。やっちまった…。すみません、わざとじゃないんです…。(でも、間違えたのが知らない人じゃなくて、仲の良い人で本当によかった…)
その後は、Tさんにその場で鞭を返し、先生がクラブハウスの方まで私の鞭を探しに行ってくれたのですが、持ってきてくれた鞭がこれまた別の人の鞭だったようで、先生まさかの2往復…。(しかもティタンは前述のとおり、めっちゃ脚だけで動くのでほぼ鞭いらなかったというオチまでついた)。私のクラスの馬場はクラブハウスから遠いので、本当に申し訳なかったですが、クラブハウス付近にいた人によると「先生、面白がってましたよ」とのことだったので一安心。。。
レッスンについては、前半はやはり少しひよってしまいましたが、後半は思い切ったら良い感じの駈歩が出せました。先生からも最後の駈歩は鞍の重心に座れていたとのコメントが…!
下馬した後に物見
初乗りのときの失敗を克服(?)し、安心して下馬したのも束の間。周囲でほかの馬が駈歩したことに驚いたティタンがワチャワチャ....!!(客観的には結構距離あったと思うんですけどね・笑)。「落ち着けー。怖くないー」と声をかけながら、おろした状態だった鐙をササっとあげて、少し落ち着いたところで引き馬へ...。引き馬の間もしばらくはソワソワして頭を上げたりしていたのですが、オクラホマミキサーを口ずさみながら引き馬したら(?)完全に落ち着きました。今回は、自分としては割と冷静に対処できたのではなかろうか、と思っています。
そんなにビビリな子ってわけではないのですが、たぶん経験値が全体的に低めなので未経験の事態が発生すると物見しちゃうんだと思います。何回か経験すれば大丈夫になることが多いので、怖がるものを排除するより、慣れさせるのが大事な気がする。
手入れ中のがまん!
物見したのでなんとなく少し馬房で休ませて、時間をおいてから手入れもしました。でも、時間をおいたのがあんまりよくなかった!かも。 いつも使っている蹄洗所がいっぱいだったので、ちがう洗い場につないだのですが、この洗い場は他の馬の馬房の中がよく見えるんです。
で、時間をおいてしまったがために、夕飼の時間になってしまいまして…。目の前の馬が、ごはんを食べ始めたものだからティタンそわそわ……。つながれているのに洗い場から出ようとし、結ばれた引き手に突っかかっていく…。そして、なぜか後肢を踏み込み始める…。
「後肢の踏み込みはぜひ馬場で!」
と唱えながら、ティタンが好きなところ(よろこぶところ、かゆいところ)を手入れして、一旦ごはんから注意をそらし、落ち着いた瞬間にクリティカルな部分のお手入れを完了し、(隣にいたベテランライダーさんに相談しつつ)馬房に戻すことにしました。
引き手を外すときに人間より先に行こうとしたのですが、「ダメだよ、先行かないよ」と言ったら大人しくゆっくり歩けました。馬房に入る時も飼い桶に突っ込まず、くるっとターンして一呼吸おいてから飼い桶に向かうことができました。がまんできた!えらい!
お騒がせ人馬
新年2回目から、鞭持ち去りに物見にと「お騒がせ人馬」になってしまいましたが、なんだかんだ事故なく終えられてよかったです。
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