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雨の日の乗馬はキャンセルすべきか?

皆さんは雨の日、乗馬の予約はキャンセルしていますか?雨天決行でしょうか?

最近の私は、台風とか豪雨とかでなければ「とりあえず、キャンセルせずに乗馬クラブまでは行ってみる」ということが多くなっています。(豪雨や台風のぞく)

雨の日はお手入れだけでも楽しい

雨の日って事前にキャンセルされる方が多くて、マンツーマン指導になることが多いので個人的にはチャンスだなと(笑)。そんな期待もあって最近は雨でもとりあえず行ってみる!ことが多いです。タイミングによっては小雨になったりもしますしね。まあ、どしゃ降りになる可能性もあるんで、賭けではあるんですが。

雨がちょっと強めかな…というときは馬のお手入れだけして帰ったりもします。それだけでも全然楽しい。あと、レッスンがキャンセルでなくなったりして、先生方もいつもより余裕がある感じなので、普段はあんまり話せない他のクラスの先生に話しかけてみたり…。普段は乗らない、他のクラスの馬の小話をを聞くのも楽しいです。

ちなみに私の通っているクラブは競技志向とは真逆のため、経路練習はあんまりないのですが、乗馬ライセンス取得のための経路練習のときは割と強めの雨でも、私は乗るようにしています。なぜって、当日も大雨かもしれないからです。多少慣れておいた方がいいと思います。(実際、私は2級の試験のときが大雨でした…!ブーツの底が泥だけになってめっちゃ鐙滑ったよ!)

豪雨の日の馬場

豪雨の日の馬場

乗馬をはじめたばかりなら、晴れの日に乗るのがおすすめ

ただ、ここまで書いたことはここ数年の話で、乗馬を始めたばかりの頃は雨の日は基本キャンセルしていました。

まだ丸馬場でしか乗れなかったころ、気合だ!の精神で割と強めの雨の中、乗ったことがあるのですが、馬もぬかるみに足を取られてコケっとなったりするし、馬の動きのリズムが崩れたりするので始めたばかりだと結構しんどかったです。(今だったら多少滑ったりしても怖さ感じたりしないですが、始めたばかりだと結構びっくりする)。人間の方も体力奪われますしね…。

丸馬場でレッスンを受けていた当時、そのときの担当の先生にも

①晴れていても初心者には難しいことが、雨の日はさらに難しくなるので今のレベルで雨の日にレッスンチケットを消化してしまうのはもったいない。

②もう少し乗れるようになったときに、雨の日の乗り方や馬の感じをつかむという意味で雨の日にレッスンするのは良いこと。

と言われ、なるほど~!!と思ったのを今でも覚えています。なので、乗馬を始めてまだ間もないよ!と言う方には、個人的には晴れの日に乗ることをおすすめしています。

雨の日の乗馬クラブ

雨の日の乗馬クラブ

以上、雨の多い時期になると旧BALOGの「雨キャンセル」にまつわる記事にアクセスが急増するので、最近の私の考えについてまとめてみました(笑)。

雨の日のお手入れについては、クラブによっても状況が違うと思いますが、少しでも参考になる方がいればうれしいです。(旧BALOGの雨記事は削除予定です。)

 

【備忘録】ベテランホースの力をかりて…

前回の投稿の後も、毎週レッスンは受けていて、そのほとんどが乗馬デビューして1年目、2年目の若手ホースたちだったのですが、昨日は久々にベテランホースのビネちゃんのお世話になりました。

乗馬のモチベーション

私は試合に出たりするような馬ライフを送っているわけではないので、結構、乗馬について何がモチベーションになっているのか?ということを聞かれるのですが。

ここ数年のモチベーションの1つとして(もちろんこれだけじゃないけど)、競馬を引退してクラブにやってきた子たちが、乗馬として少しずついろんなことができるようになっていくのを感じる!(成長を愛でる…?)というのがあります。

私はかなりのへっぽこライダーなので、本当はこういう若い馬たちにはもっとベテランの方が乗った方がいいんだろうなと思いつつ、たまたまなのか、私の気持ちを汲んでもらっているのか、どちらにせよ現在は乗馬デビューして間もない馬に乗せていただくことがとても多いです。

普段できないことが、できた

そんな中、昨日はたまたまベテランホースのビネちゃんに乗りました。

そうしたら、最近できなくなっていた*1駈歩のときに「鐙におりる」というのができたのです…!馬がベテランで安定しているので、自分のことに集中しやすかったのかなと思います。

 

 

ここ数か月ずっと、駈歩の随伴について先生からも注意を受けていたのですが、馬場からの帰り際に後ろから「あ!やりさん!今日、(ここ最近と比べて)随伴できてた!」と声をかけてもらえました。とてもうれしかったです。

上に張り付けたInstagramを見てもらうとわかりますが、私の体がかたくなってしまっているので、お尻は昨日も跳ねてしまっているのですが、駈歩のリズムには乗れていたようです。本当に最近はリズム感が消滅したんじゃないかと思うくらい、駈歩ひどかったので、それと比べると昨日はだいぶよかったです。

昨日のビネちゃんとの駈歩の感覚を忘れずに、次は他の馬でもちゃんと鐙におりれるように頑張ろうと思いつつ、(自分で馬を選べるわけではないが)今後も何回かに1回はベテランホースの力を借りて、自分のことに集中する日があってもいいのかなと思いました。

いやはや、昨日はビネちゃん様様のレッスンでした。

 

<個人的メモ>

⚫︎どんどん鞍の前橋によっていって馬を煽らない
⚫︎常にシートの同じ位置にいる(駈歩の際の感覚としては少し後ろに戻ってくイメージ、じゃないと私はどんどん前に行くから…)
⚫︎鐙は踏む!と思うと踏みすぎるので「おりる」くらいの気持ちで
⚫︎腰は動かない、足の付け根(股関節)から→腹筋に力を入れるとグラグラ揺れないかも
⚫︎腹筋以外は力を抜いてみる
⚫︎だんだん外旋していく足をどうにかする
⚫︎常歩のときから馬の右足、左足の動きを感じて太腿でついていくイメージ

 

 

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*1:なぜできなくなったのかはまたの機会に書こうかと思います

オーダーメイド!新しいブーツが完成しました

1月半ばに坂本乗馬靴さんで採寸し、ブーツをオーダーをしたことは以前書いた通りなのですが、先日完成のご連絡をいただいたので受け取りに行ってまいりました。

balog.hatenablog.com

 

カジュアルなかわいい革長靴!

さっそくですが、完成したブーツはこちら。採寸のときに一番近いタイプの見本は見せてもらっていましたが、そこに私がお伝えしてた自分の好みが反映されて、めちゃくちゃ素敵な仕上がりに…!!(ロゴに私が映り込んでますがご容赦ください)

ラウンドトウで、土踏まずあたりがきゅっとくびれてるフォルム!

カジュアルなデザインが私好み。エラスティックは必要に迫られて(?)入れたのですが、意外とアクセントになっていてよかった。スポーティーさが出たとでもいいますか。

これは坂本乗馬靴さんのロゴなんですが、このユニコーンのロゴが好きなんです!
(私が映り込んでしまってますがご容赦ください)

採寸のときにいろいろヒアリングしていただいて、つま先などを丸っこくしてほしいとお願いしており、木型作成の段階から丸っこく、かわいく…という風に念じて(?)作っていただいたそうです。なんか嬉しい。

私の木型…!ずっと23.5cmだと思ってたけど22.5㎝だった。

きめ細やかな対応に感激

もちろん納品は配送でもOKですが、工房に受け取りに行くと、そこでフィッティングして、微調整などもしていただけるので私は受け取りに行きました。

ちゃんとフィットしているか、変に当たっていないかなどをプロの目でかなり細かくチェックしていただき、私からも履き心地を伝えます。

結果的にブーツ本体への修正は必要なく、中敷きを少し薄い物に変えてもらった程度でしたが、使っていくうちに入っていく皺がいい感じに入るように、あらかじめ少し皺というか折り目?みたいなのを薄っすら入れていただきました。

また、採寸のタイミングでは特に話していませんでしたが、ブーツのかかとには靴ベラがついていて履きやすくなっていたり、上部のバックルは革が二重になっていて強度が高められていたり、ジッパーは経年劣化で持ち手が下に落ちやすくなるので持ち手部分を引っかけて下がらないようにできたり。かゆいところに手が届くブーツになっていました…!こーいうの嬉しいですよね。

内蔵されている靴ベラが超便利!

乗馬クラブのロッカーに格納

そして受け取りの帰りには、そのまま乗馬クラブに寄りました。なんとなく記念撮影をして、先生や仲良しの会員さんにお披露目して(笑)。めちゃくちゃ汚かったマイロッカーを掃除、整理整頓。ブーツを格納して帰ってきました。

何気にこの写真がいちばん、ブーツの後ろ側のデザインがよくわかる。

謎の記念撮影(笑)

しばらくは革のかたさに苦戦すると思うのですが、これから履いて練習するのが楽しみです!

【備忘録】推しに認知されたかもしれない(希望的観測)

先週は土日1鞍ずつレッスンを受けました。最近また土日両方クラブに行っています。実は4月から社会人向けの通信制大学の学生(無謀と思いつつ)になるのですが、土日両方とも大学に行かなきゃいけない日があったりするので、学校が始まる前の2~3月はやや多めに通っています。

ソテちゃんと伸びない駈歩

土曜日に乗ったのはソテちゃん。レッスンの前半はちょっとグダグダしてしまって、どうしたのものかと思っていたんですが、輪乗りをしていると、ソテちゃんがぐっと下に引っ張ったタイミングがあって。引っ張られたのを利用(?)して、馬を起こしていったら、伸びていない乗馬っぽい駈歩ができました。以前は駈歩発進のときに「ダダダダ」という感じで出ていたのが、今回は「ポン!」と出ました。

私がソテちゃんに乗らせてもらったなかでは一番いい駈歩ができたんじゃないかなと思います。

 
 
 
 
 
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推しに認知されたかもしれない

私がソテちゃんに乗った日は、ほかの方がティタンに乗っていて。手入れをするのに引馬をしていました。その時、ティタンが近くにいることにまったく気づいていなかったのですが、そばにいた何人かの会員さんが

「やりさんやりさん、ティタンがやりさん見てるよ!」

と声をかけてくれました。

ティタンが確かに足を止め、首ごとグイっとこっちを向いていました。めちゃくちゃかわいいでないの...!!! 私、推しに認知されてるかもしれないよ!!!!!!

ただ、私の背後に人参おじさん(=クラブに複数存在する人参を常備している会員さんのこと笑)がいたので、そちらを見ているのでは?という疑惑もあったのですが。

皆さんやさしいので「いや、違うよ!やりさんだよ!」と言ってくれました(笑)。真偽のほどは定かではありませんが、良い方に信じたいと思います。

(自分の)腰の調子が悪い

翌日の日曜日はティタンに乗りました。左手前は(ティタンが)得意なので、速歩で輪乗りの開閉を練習していたのですが、私がやや張り切りすぎたのかワチャっとした瞬間がありました。おそらく閉じてく輪が嫌だったのだと思われます。

焦らず、ゆっくり。気を付けよう。

 
 
 
 
 
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それから、最近デスクワークが続いており、休憩もあまりとれずだったので、とても腰の調子が悪いです。日常生活でも腰回りが固くなりすぎて曲げづらいんですが、この日の駈歩動画を見たら、いつも以上に腰がかたそうでした…(いつもかたいんだけどさ…)。次の整体までの辛抱です。

 
 
 
 
 
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おしまい

 

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【備忘録】馬のメンタルを最優先に

2月24日、三連休の2日目はティタンに。前回の小事件(下記リンク参照)から、私がティタンに乗るのは初めてでした。

balog.hatenablog.com

しばらく右駈歩はおやすみ

右周りで反対駈歩を出せば落ち着いていられるのに、右駈歩を出すとテンション上がってしまうティタンですが、それ以外は至って普通。ということで、右駈歩だけナシのレッスンになりました。

しばらく、右駈歩をするのは先生の調教のときだけ。また、調馬索を使えばスムーズに右駈歩が出たりもするので、身体的な問題ではなく、気持ちの問題が大きそうということで、馬のメンタルを最優先に。調教もゆっくりペースで!ということでした。(人馬両方のために、それが一番良いと思う)

実際のところ、右駈歩さえしなかったら、本当に馬場でも厩舎でもいつもの穏やかでかわいらしいティタンでした。

▼これは左手前

 
 
 
 
 
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研究用動画を撮影する

私のレッスンの直前に、ちょうど先生がティタンを調教するタイミングがあり、動画の撮影を頼まれました。

どんなときにテンションが上がってしまうのか、細かく見ていくための研究資料だそう。騎乗してる時の右駈歩の発進と、調馬索での発進に違いはあるのか?なども見るために調馬索のときの動画も撮りました。

(私が見てもわからないけれど....)ここから解決の糸口が見つかるとよいなと心から願います…!

先生は本音ではいろいろ大変なところもあると思うけれど「ほんと、いろんな子がいて馬っておもしろい(=興味深い)よね!」といたって前向き!私は結構、先生のこのポジティブシンキングな感じが好きです。見習いたいところです。

常歩、速歩の輪乗りをがんばる

私は私で、右駈歩おやすみの間の課題を自分なりに設定しました。ティタンと常歩と速歩の右手前の輪乗りをがんばることです。

そもそも右駈歩以前に、右手前の常歩、速歩ときもティタンから「ぼく左に向きたい!」というメッセージをよくもらうので(笑)、常歩や速歩の輪乗りで右の内方姿勢がしっかりとれるように練習をやっていきたいなと。

ちなみに、自分が乗ってる動画とかを見かえすと、輪乗りのたびに私が内側に落ちている(気をつけてはいる)ことが多いので、まずはそこから(人間から)徹底的になおしたいと思います。

 

おしまい

 

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【備忘録】雨の日に馬に乗るのは迷惑か?

先週の金曜日は祝日だったので、乗馬の予定を入れていました。雨が降っていましたが、先々週、下記のことがあったのでなんとなくティタンどうしてるかな?と気になって、とりあえずクラブに行くことにしました。(雨やまなかったら手入れだけするつもりで)

balog.hatenablog.c

 

雨の日に馬に乗るのは迷惑?

私は、あんまり雨の日に馬に乗るのって、馬場が悪くて馬の足にも負担がかかりそうだし、先生も雨に打たれるし、迷惑かな~って勝手に思っていたところがあるのですが。(いや、基本はそうなのもしれないんですが。)

ここのところ雨が多かったり、いろんな事情が重なって、想定より馬の運動量が少なめになってしまったようで。先生は朝から調馬索祭りになっていたらしく(笑)。やや運動が足りてない感じで、安全度は高めのビネガー*1常歩中心で乗ることに。

実際に乗ってみるとビネちゃんは雨が嫌なのか少しテンション低めでしたが、最後の方は割と元気な常歩ができたかな?というかんじ。

なかなかイレギュラーかもしれないですが、雨の日でも「乗ってくれた方が助かる」みたいな場合もあるんだな~と10年通って初めて知って。あまりにドシャ降りでなければ、今後はその日の状況とかそういうのを聞いてからキャンセルするか決めようかなと思いました。

※乗馬を初めたばかりだったりするとまた話は違ってくると思うので、本当にケースバイケースだとは思います。(私も技術があるわけではないので恐縮ですが…)

 

ちなみにこの日ティタンには乗りませんでしたが、蹄洗場ではいつもどおりのティタンで元気でした!

 

【おまけ】「おしっこしたんで、流してもらっていいですか?」

乗り終わったあとはお手入れです。馬装のために馬房から出すときはかなりスローな動きのビネさんですが、お手入れは好き&だいたい毎回乗り終わったあとくらいに人と打ち解けるので、レッスン後は無口に自ら顔を突っ込んで足取り軽く出てきてくれます。

 

 
 
 
 
 
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そして馬場でおしっこをすると、律儀に端っこによって「流してもらってもいいですか?」と言っているようでした(笑)。たまたまかもしれませんが、流した後は自らセンターに戻りました。

 

おしまい

 

777

 

*1:張っちゃってヤッホー!みたいなことにはならないタイプ。先生がちゃんと私の技量に合わせて配馬は考えてくれています

10年前、人生初の乗馬を振り返る【体験乗馬】

子どもの頃に連れて行ってもらったポニーでの引き馬をのぞいて私の記念すべき1鞍目は、2013年の5月。28歳になる年でした。つまり、もう10~11年前。今は営業されていない様子なのですが、かながわホースパークさんで初めて体験乗馬をしました。 

場所は秘密の乗馬クラブ? 

とりあえずは都内で!と思い、例にもれずクレインさんの体験乗馬を予約しようと思っていました。それで、東京クレインさんに電話したのですが予約がいっぱいで。 私は当時、結構忙しく仕事をしていたので、休みの状況があんまり先だと読めなくて。当時の自宅から*1はちょっと遠いけれど、近々で運良く予約が取れたのがかながわホースパークさんでした。 あくまでも当時(2013年5月)の情報ですが、

  • サイトに住所などは一切が書かれておらず、予約したひとのみに連絡するという非常にミステリアスなところ
  • レディース会員は入会金なし、月会費5000円、月1回まで騎乗料なしという夢のようなプラン
  • 東京ドームの1.5倍の敷地があり、馬がよく放牧されていそうなところ

この3点ににとくに惹かれました。

乗馬クラブというか牧場のような雰囲気

当時の家からは、電車を乗り継ぎ片道2時間ちょっとで最寄りバス停に到着。 バス停からも歩いていくにはやや遠く。スタッフの方が車で迎えにきてくれました。

この時は乗馬クラブに行ったことがかったのでよくわかっていませんでしたが、乗馬クラブというよりは牧場といった雰囲気で、本当に広くて緑がたくさんありました。ヤギやポニーの赤ちゃんもおり(激カワ)、畑などもありました。


想像よりサラブレッドは大きかった

敷地の広さにも驚きましたが、もっと驚いたのは馬の大きさです。サラブレッドを初めて見たわけではありませんでしたが、かなり久しぶりに、そして至近距離で見る馬は私の記憶よりも随分と大きく、最初は圧倒されてしまいました…!

当時の私は今以上に馬について何も知らない、丸腰の状態。馬の性質やブラッシングの仕方などを最初に教えていただいたのですが、圧倒されすぎて、正直怖さも感じていました。

馬のお尻あたりをブラッシングするときは、しっぽを地面と平行になるところまで持ち上げれば蹴られないと教わったものの、馬の背後にまわるのはかなり躊躇した記憶があります。

そんなこんなでブラッシングが終わると、スタッフの方が馬装をしてくださり、いざ馬場へ!

体験乗馬スタート!

馬場*2に着くと、小さな脚立を使って馬にまたがります。脚立がないととてもじゃないけど足が鐙に届きません。

自分の予備知識では、馬に初めて乗るとその高さに驚くと聞いていましたが、その点は全然大丈夫で、むしろ気持ちが解放されてしまい、わくわくしてきました。

体験乗馬ではゆっくり歩くだけ(常歩)かなと思っていたのですが、速歩や軽速歩といった小走りもしっかり教えてもらうことができました。そして、運動神経がすこぶる悪い自分が、思っていたよりかは軽速歩ができたことに謎の自信をつけ(笑)、絶対乗馬を習いたい!と思いました。

 

参考)この日の体験乗馬の内容 ——————————————————————

① ブラッシング・馬の性質についてレクチャー

② 馬場での常歩(なみあし)の練習

③ 馬場での速歩(はやあし)の練習

④ 馬場での軽速歩(けいはやあし)の練習

⑤ 馬場を出て、先生に引き馬をしてもらいながらホースパーク内探検

⑥ 畑で大根堀り!

⑦ 放牧されている馬にニンジンやり

⑧ ポニーやヤギと遊ぶ

⑨ ホットドッグを食べる

(体験乗馬10,000円コース/ 2013年5月の内容です) ——————————————————————

 

実際に行くまでは、ほかのクラブに比べると「体験乗馬10,000円」というのを少々高く思っていたのですが、馬に乗ってパーク内の散策(引き馬)もさせてもらえたし、自然満喫のリラクセーション要素も含めると満足度がすごく高かったです。とにかくかながわホースパークさんのおかげで、わたしの乗馬への印象はめちゃくちゃ素敵なものになりました。

※当時の体験乗馬の相場は馬場での運動45分程度で5000円くらいだった記憶。

うまくなりたいなら最低週2鞍

また、レッスンをつけてくれた先生とは別のスタッフの方に聞いたところ、やっぱりある程度うまくなりたいなら最低でも週2鞍は乗ったほうがいい、という旨の意見もいただいて。このときは週2鞍なんて私の給料じゃ無理だな~と思ったのを今でもすごく覚えています。

でもそこから数年経って、週2鞍乗るようになったらずいぶんと進みが早くなり「あのスタッフの人が言ってたの、本当だった!」と思うことになるんですが。それはまた機会があったら書こうと思います。

 

おしまい

*1:当時はまだ都心に住んでいた

*2:馬に乗る場所、校庭みたいな感じだけど砂がふわふわ