先週もなかなか刺激的なレッスン(下記リンク参照)だったけれど、今週はとてもいい意味で印象深いレッスンとなりました。
というのも午前、午後の2鞍と晴天なのにプライベートレッスン(マンツーマンレッスン)という奇跡*1が起こり、めちゃくちゃ充実した内容になったから。
本当にみっちりレッスンしてもらい、1鞍目なんて馬場の対角線上に先生とベテランライダーさんが立った状態で、両側から動画を撮ってもらいました。感謝しかない~!!
そんなわけで、レッスン備忘録を残しておきたいと思います。
脚の使い方
私は結構長いこと「脚の使い方」に悩んでおりまして。とくに股関節から動かす(内旋させる)というのができずにいて。ずっと自分は股関節がめちゃくちゃ硬いんだと思っていました。だから脚がちゃんと使えないんだと。
でも今年少し通ったパーソナルストレッチで「やりさん、股関節ぜんぜん硬くないですよ。(僕が)足持って動かす分には全然動いてるし、痛くもないですよね?動かし方が自分でわかってないだけですね!」と言われ、余計にわけがわからなくなっていました。
ですが、一昨日の2鞍。徹底的*2にそのあたりを先生に見てもらって、だいぶ感覚を掴むことができたような気がします!
私は言われたことをやり過ぎてしまうきらいがあって。例えば「手綱は引っ張ってはダメ」と言われたら、「よし!引っ張らないぞ」と意識しすぎて腕が「前ならえ」状態になってるみたいなことがよく起こるのですが(ちなみにこれは前のクラスの時。当時の先生には「心意気だけ買います(笑)」と言われた)、股関節についても同様で。「股関節から動かすぞ!!」という強い思い(?)で臨んだ結果、これもまた大袈裟な動きとなり、お尻までがっつり動いてしまっていたようです。今回のレッスンでいろいろ試行錯誤してみて、あくまでも私の場合ですが、膝から下を動かすくらいの気持ちで臨んで、ちょうど股関節から動くということが発覚!
この感覚は人それぞれ違うんだろうと思うし、一時的に掴めただけで、定着するにはきっと時間がかかると思いますが、とにかく一瞬でも「あ、これか!」と掴めたのは、私にとってはものすごい進歩でした。
太腿も脚だと心得よ!
もう一つ、今回のレッスンで「太腿も脚なんだな...」ということを、今更ながらやっとちゃんと認識しました…。いや、先生にはずっと言われていたことなんですが、これまで「ほーん(?)」って感じで、ちゃんと意味がわかっていませんでした(ごめんなさい…)。踵は脚じゃない!脚はふくらはぎ!って気持ちはずっと持っていたのですが、太腿のことはいつも忘却の彼方だった...。
これもプライベートレッスンだったからできたこと*3ですが、途中、鐙を脱いで、手綱も持たないで手足を伸ばして大の字(?)で馬に乗りまして。
そうすると、ふくらはぎの脚を使ったり、手綱で誘導したりはできないわけなんですが、唯一、馬に(鞍に)密着している太腿のささいな動きに、馬が反応しているのがわかりました。これまで、「ふくらはぎや踵(だけ)をバンバン使っても、馬は動くようにならないよ」と散々言われてきたけれど、これもずっとよくわかっていないのに、なんとなくやり過ごしてきてしまったな…と大反省。
鞍の「座る位置」
そして、鞍の「座る位置」について。これは理解しただけで一昨日のレッスンの中ではあんまりうまくいかなかったけど、メモだけ残しておきたい。
2鞍目のレッスンで、駈歩のときに、私はどうも鞍の後ろの方に座りすぎている…ということがよくわかりました。下に埋め込んだインスタの2スライド目の動画を見ると、多分乗馬したことない人でも「後ろギリギリだな」と思うくらい後ろに乗っています。恥を忍んで大公開です。(批判は華麗にスルーの予定です笑)
鞍の一番安定する場所を探しながら乗っているつもりなのですが、なかなかうまくいかず。でも駈歩の一完歩ごとに「もっと前」とか「今のそこ」とか全部先生に言ってもらって、とにかく後ろに座りすぎている時間が多いことは超自覚しました。
ちなみに「今のそこ!」って言われているときも、位置はよかったかもしれないんですが、一生懸命前に移動しようとしていてめちゃくちゃ「がんばっちゃってる」から、お尻がかなり動いてました。
----
前回のレッスンで、馬がわちゃわちゃしたときに、ちゃんと制御できなくて、一昨日はいつもと違う配馬だったので、今後は「あの子にはあまり当たらなくなっちゃうかな…」とちょっと落ち込んだのですが(自分のせいだから仕方ないけど)、でも気を取り直して臨んで、とにかく収穫の多い充実した1日になったので本当によかったです。先生も馬たちもありがとうございました…!!
761.762